こんにちは!Makoです。
私はいわゆる「繊細さん」と呼ばれるHSPです。
↑鬱だった当時、共感しすぎて泣きながら読んだ本( ; ; )
世の中には私とは波長が合わない人が多く存在することを、社会に出て強く実感しました。
ですが「周りも普通に働けているんだから、私もなんとかやっていかないと…!」と
自分の心の中にあるストレスを見て見ぬふりをしていたら、溜め込んだものが爆発してしまい、鬱を発症してしまいました。
「もう絶対に社会復帰なんてできない」
「外に出ること・人と関わることが怖い」
鬱が完全に治るまでの2年半、どうしてもそんな風にしか考えられなかった私ですが、
現在は週4〜5日、1日8時間で働くことができています。
しかも、鬱だった以前よりも快適に、仕事に対するモチベも高く続けられています。
当時の私が聞いても絶対に信じないでしょう🫠
鬱だった頃と比較して、今の方がより楽しく働けている理由は
「仕事内容・環境」と「自分自身の考え方」の2つを変えたことが大きいと思っています。
今回は、どんな仕事や環境でも通じる「自分自身の考え方」に焦点を当ててお話しします。
あくまで私の場合の経験談ですが、少しでも皆さんの参考になりましたら幸いです!
鬱になる前と後の考え方
1. 「周りの目が気になる…」→「周りはあまり自分を見ていない」
まず仕事以外にも活かせて、私が一番快適になった考え方がこちら。
とにかく周りの目が気になって仕方がなくて、
のどかな道を歩いていても、電車に乗っていても、知らない誰かに見られているという意識が必ずあり、
イヤホンで音楽を聴いていても全く耳に入ってこない状態でした。
でも案外みんな、私のことは見ていないんですよね。
周りから意識を逸らす練習として、まずは「外にいる時、聴いている音楽に集中する」という小さなことから始めました。
今では周りを気にせず、コンビニで買ったおやつを外で好きな時につまむことができたり、人混みの中でもスマホの内容に集中できたりしています。
それすらもできなかった当時を比べると、外でも自然体でいられることの快適さに今でもちょっぴり感動!
2.「余計なことにこだわってなかなか終わらない…」→「及第点レベルでOK!」
今の仕事で言うと、デザインがまさにこれ!
デザインはこだわり始めると、一生キリのない作業です。
仕事でSNS投稿や会社のチラシなどのデザインを作成する機会がありますが、
私は専門デザイナーではなく、ただ「デザインもできます」くらいの立ち位置なので、
そこまで高いレベルのものは求められていないというのも気が楽です。
なので、要点が掴めていて、見栄えが少し整っていればOKなんです。
それが許される環境であることと、自分も経験を重ねていって
及第点レベルに至るまでの時間効率を高めていくことが重要だと思っています!
(業務上、ミスがなかなか許されない職場にいたことがありましたが、しんどすぎた…🙃)
数年前にWebデザインスクールに通っていた当時は、クオリティが一番大事だと思っていました。
デザインにこだわりすぎた結果、課題にかなり時間をかけることに。
今思うと、スキル取得においてもスピードが遅いことはかなり不利だったなぁと反省です…🥲
こだわりすぎたら1つの案件に時間がかかってしまいそうなので、納期を守るためにも、月の受注数を増やすためにも、スピード感は大切。
先方の希望を1回で汲み取るのも難しいから
自分が「完璧!」と思っても、大体修正は出てくる😇
3.「また失敗しちゃった、自分はダメな人間だ…」→とりあえず「まあいっか!」と口に出して切り替える
失敗から前向きに立ち直るための、私にとっての魔法の言葉、「まあいっか!」。
罪悪感があるとしても、騙されたと思って言ってみてほしい…!もちろん一人の時に!(笑)
ポジティブで大変可愛すぎる、
私の推し フレンちゃんの口癖でもあります🫶
心にフレンちゃんを飼っているので、落ち込みそうになった時は「まいっか」と言ってくれます。
ちょっと笑顔になることができて、不思議と「次がんばろう!」と気持ちを切り替えることができます。
この言葉の大切さは、フレンちゃんに気づかされました。いつもありがとう推し…😭
4.「ダメだ、ポジティブにならなきゃ…」→否定的な考えを殺さなくてもいい。でも、肯定的な考えも同じく大切に
否定的な考えばかりが浮かぶ負のループに陥ること、あるあるです。
数年前の私は「こんなネガティブな考えをしていること自体が悪だ…」と思い、必死にネガティブを押し殺していましたが、
その結果、ストレスに気づかずに鬱を発症して倒れてしまいました。
なので、今の私の考えは、ネガティブでもポジティブでも、自分の感じたことをそのまま認識して受け止めることが大切だと思っています。
「ネガティブな時に、ポジティブな考えなんて浮かばないし聞きたくない…」という気持ちもあるのですが、
「客観的に考えたときの肯定的な意見」は、ネガティブから立ち直るためにとても重要だと考えています。
100%ポジティブじゃなくても大丈夫。
思い浮かんでしまう否定的な考えだって、大切な自分の気持ちです!
全部受け止めた上で、少しだけ前向きになれるように意識すると、いつの間にか肯定的な考えがパッと思い浮かぶようになります。
私の場合、鬱の最初の1年間はひたすら落ち込むところまで落ち込んで、
「これも大切な私の気持ち。今までこの気持ちに耐えて、必死に頑張ってきたんだ」
と、自分を認めてあげるところから始めたら、2年目から少しずつ前向きな考えも浮かぶようになりました。
長く苦しい1年間だったけど、このおかげで
自分のネガティブな気持ちも認識して受け止めることができるようになりました。
5.「疲れた…いや、でもまだ頑張れる!」→ 一度立ち止まって「無意識にストレス溜め込んでない?」と心に聞く
「本当はしんどかったのに、いつの間にか無理してたんだな」と、私のように、鬱になってから気づくのは遅いです。
つい頑張りすぎちゃう繊細さんは、自分が無理して頑張りすぎていることになかなか気づけないもの。
「本当はちょっとしんどい…」という心の声を無視せず、「あ、今自分無理してるんだな」と自分が認識すること!
これだけは常に心に留めておいてほしいと思っています。
鬱を発症した段階まで来てしまうと、心身の回復が本っっ当に遅くなります。その前に食い止めるのがベスト…!!
まとめ
今回は私が鬱の経験を通して、「鬱にならず、もっと快適に過ごせるようになりたい」と思って徐々に変えていった、5つの考え方をご紹介しました。
繊細であるがゆえに、自分の内側と向き合うことが多い繊細さん達にとって、少しでも心の健康を守るための助けになりましたら嬉しいです☺︎
自分を許し、無理をしすぎず、小さなステップを大切にすること。
私はこれらを意識して、心のバランスを保ち続けることができるようになりました。
この記事を読んでくださった皆さんが、少しでも軽やかに日々を過ごせますように🕊️
最後まで読んでいただきありがとうございます!
鬱は本当に辛かったけど、メンタル関連の知見がとても多かったので
今の私の糧になってるなぁ🥲
そう思えることが嬉しい。
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